JavaScript で変数を利用するには最初に変数の宣言を行う必要があります。今回は JavaScript で変数を宣言する際の詳細について紹介します。
変数について
変数宣言
変数はlet 変数 = 値と書くことで定義できます。初期値がない状態での変数宣言も可能であり、その場合は “undefined” となります。
JavaScript
let number;
//変数名「number」のみの定義
let number = 1;
//変数名「number」を定義し、初期値として「1」を定義変数の型
変数の型とは変数に定義されているデータがどのようなデータ形式のものなのかを表すものになります。JavaScriptではない、別の言語でも使用される一般的なデータ型です。
| 型名 | 概要 |
| Number(数値型) | 整数および浮動小数点数を扱う型 |
| String(文字列型) | 0 文字以上の文字を扱う型 |
| Boolean(論理型) | 論理の状態を表す型(true と false の 2 つの値) |
| Bigint(長整数型) | 数値型では扱えない範囲の非常に大きな整数を扱うことができる型 |
| Symbol(シンボル型) | 動的に無名の一意の値を生み出し文字列として扱わない型 |
| undefined | 変数を宣言したが値が代入されていない変数の値を表す型 |
| null | 値が存在していないことを表す値 |
例題
以下の中で0 文字以上の文字を扱う型はどれか
- Boolean
- Number
- null
- String
回答
4. String
1. Booleanは論理の状態を表す型(true と false の 2 つの値)
2. Numberは整数および浮動小数点数を扱う型
3. nullは値が存在していないことを表す値
エンジニアからのアドバイス
実際に開発を行う際には一つ一つの変数にどんなデータが入っていて、その型はどんなもの何かということがとても重要になってきます。console.logを用いて変数の値を確認しながらコーディングを行っていきましょう。
