A320 for文

for文は繰り返し処理を行う方法のひとつです。for 文では指定した回数だけ繰り返し処理を行います。今回はそのfor文について紹介します。

for文の基本

for文の基本構文

JavaScript
for (初期化式; 条件式; 変化式){
  実行する処理1;
  実行する処理2;
  ...
}

イメージが湧きにいくかと思いますので具体的なサンプルコードを下記に記載します。

JavaScript
for (let i = 1; i < 5; i++){
  console.log(i);
}

初期化式は ‘let i = 1’ となっており、 ‘i = 1’ という状態が初期値となります。条件式は ‘i < 5’ となっておりtrueである限り繰り返し処理が行われます。変化式は ‘i++’ となっており、処理が終わった後にiに1が加算されていきます。出力結果としては下記の様になります。

出力結果

JavaScript
1
2
3
4

つまり出力される毎に変数iに1が加算され、変数iが5以上となった際は、条件式がfalseになるため処理が終わるという仕組みです。

例題

以下コードの出力値はどれか

JavaScript
for (let i = 3; i < 8; i++){
  console.log(i);
}
  1. 1 2 3
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8
  3. 3 4 5 6 7 8
  4. 3 4 5 6 7
回答

4. 3 4 5 6 7
初期値のiは3であり、処理が1周終わる度に1に1が加算され、iが8未満まで繰り返されるため。

エンジニアからのアドバイス

for文を用いた繰り返し処理の方法は今回紹介をした以外の使い方もございます。基本の使い方をマスターできたら応用も調べてみましょう。

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