B200 if – else文

if文は条件や値によって処理を分岐させ、一致する場合の処理と、一致しない場合の異なる処理を記述するための方法です。これまで紹介してきて演算子などもif文と伏せて用いることも多いです。今回はそのif文について紹介します。

if – else文とは

if – else文の基本

if-else文の基本構文は下記のようになります。

PHP
if (条件) {
  ①条件がtrueであれば実行
} else {
  ②条件がtrueであれば実行
};

条件がtrueであれば①の処理が実行され、条件がfalseであれば②の処理が実行されます。

else以下は必須ではないので、下記のようにtrueの際のみ処理を実行させることも可能です。

PHP
if (条件) {
  条件がtrueであれば実行
};

下記のように条件分岐はelseifを用いることで複数個記載することも可能です。

PHP
if (条件A) {
    ①条件Aがtrueであれば実行
} elseif (条件B) {
    ②条件Bがtrueであれば実行
} else {
    ③条件ABどちらもfalseであれば実行
};

elseif(条件) {} という書き方で、if文とelse文の間に記載します。 elseif文はいくつでも追加することができます。
true と評価された最初の elseif 文が実行されます。複数のelseif文を使う際は順番に注意してください。

例題

以下コードの出力値はどれか

PHP
$number = 2;

if ($number == 1) {
  echo 'HTML';
} else {
  echo 'CSS';
};
  1. HTML
  2. CSS
  3. HTMLCSS
  4. CSSHTML
回答

2. CSS
numberには2が代入されており条件に当てはまらないためelse以下の”CSS”が出力される

エンジニアからのアドバイス

プログラミングは多くの条件分岐によって、さまざまな処理を行ないます。条件分岐について理解を深めることで、必要な分岐であるのかを理解し、冗長化しないコードを記述できるようになります。

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