if文は条件や値によって処理を分岐させ、一致する場合の処理と、一致しない場合の異なる処理を記述するための方法です。これまで紹介してきて演算子などもif文と伏せて用いることも多いです。今回はそのif文について紹介します。
if – else文とは
if – else文の基本
if-else文の基本構文は下記のようになります。
PHP
if (条件) {
①条件がtrueであれば実行
} else {
②条件がtrueであれば実行
};条件がtrueであれば①の処理が実行され、条件がfalseであれば②の処理が実行されます。
else以下は必須ではないので、下記のようにtrueの際のみ処理を実行させることも可能です。
PHP
if (条件) {
条件がtrueであれば実行
};下記のように条件分岐はelseifを用いることで複数個記載することも可能です。
PHP
if (条件A) {
①条件Aがtrueであれば実行
} elseif (条件B) {
②条件Bがtrueであれば実行
} else {
③条件ABどちらもfalseであれば実行
};elseif(条件) {} という書き方で、if文とelse文の間に記載します。 elseif文はいくつでも追加することができます。
true と評価された最初の elseif 文が実行されます。複数のelseif文を使う際は順番に注意してください。
例題
以下コードの出力値はどれか
PHP
$number = 2;
if ($number == 1) {
echo 'HTML';
} else {
echo 'CSS';
};- HTML
- CSS
- HTMLCSS
- CSSHTML
回答
2. CSS
numberには2が代入されており条件に当てはまらないためelse以下の”CSS”が出力される
エンジニアからのアドバイス
プログラミングは多くの条件分岐によって、さまざまな処理を行ないます。条件分岐について理解を深めることで、必要な分岐であるのかを理解し、冗長化しないコードを記述できるようになります。
