SQLの基本構文、データの抽出・並び替え方法を紹介します。
SQLの基本
userテーブル
| Id | name | class | |
| 1 | 山田 | A | yamada@example.com |
| 2 | 田中 | B | tanaka@example.com |
| 3 | 佐藤 | C | sato@example.com |
抽出
データを抽出する際にはSELECT構文を用います。下記の様に、抽出したいテーブル、カラムを指定します。
SQL
SELECT カラム名 FROM テーブル名;下記の様に記載することでuserテーブルからnameカラムを抽出することができます。カラム全てを抽出する場合は * (アスタリスク)、複数のカラムを抽出する場合は ,(カンマ)でカラムを区切って指定します。
SQL
SELECT name FROM user;
/*
SELECT * FROM user; 全てのカラムを抽出したい場合
SELECT name, mail FROM user; nameとmailカラムを抽出したい場合
*/出力結果
SQL
山田
田中
佐藤並び替え
データを並び替える際にはORDER BY構文を用います。下記の様に、抽出したいテーブル、カラム、並び替えたいカラムを指定します。デフォルトでは昇順(小さい順)に並び替えらが行われますが、降順(大きい順)に並び替えることも可能です。
SQL
ORDER BY ソートキー [ASC | DESC], ソートキー [ASC | DESC], ...
/*
昇順の場合はASC、降順の場合はDESCを用います。
デフォルトで昇順になるため、ASCは省略することも可能です。
*/下記の様に記載することでuserテーブルのでデータをIDの降順で抽出することができます。
SQL
SELECT * FROM user ORDER BY Id DESC;出力結果
SQL
3 佐藤 C sato@example.com
2 田中 B tanaka@example.com
1 山田 A yamada@example.comエンジニアからのアドバイス
データの抽出と並び替えは基本中の基本です。昇順と降順を間違えて覚えてしまうケースが多いのでどちらが小さい順か、大きい順か覚えておきましょう。
