C080 SQLの基本(挿入・更新・削除)

SQLの基本構文、データの挿入・更新・削除構文を紹介します。

SQLの基本

userテーブル

IDnameclassmail
1山田Ayamada@example.com
2田中Btanaka@example.com
3佐藤Csato@example.com

データの挿入

データを挿入する際にはINSERT構文を用います。下記の様に、挿入したいテーブル、カラム、値を指定します。

SQL
INSERT INTO テーブル名 (カラム名1, カラム名2, ……)
VALUE(値a1, 値a2, ……),
(値b1, 値b2, ……),
……;

下記の様に記載することでuserテーブルに新たなデータを挿入することができます。

SQL
INSERT INTO user VALUE (4,'高橋','takahashi@example.com');

データの更新

データを更新する際にはUPDATE構文を用います。下記の様に、挿入したいテーブルと処理を指定します。

SQL
UPDATE テーブル名 SET 更新処理;

下記の様に記載することで全てのデータのクラスをAに更新することができます。

SQL
UPDATE user SET class = 'A';

データの削除

データを削除する際にはDELETE構文を用います。下記の様に、挿入したいテーブルと処理を指定します。条件の付け方についてはWHERE構文を用います。

SQL
DELETE FROM [テーブル名] (+ 条件);

下記の様に記載することでテーブル内の全データを削除することができます。
(テーブルのすべてのデータを削除するには TRUNCATE 文を使用することもできます。)

SQL
DELETE FROM user;

例題

下記の中でデータの挿入時に用いる構文はどれか

  1. INSERT
  2. UPDATE
  3. CREATE
  4. DELETE
回答

1. INSERT

2. UPDATEは更新
3. CREATEは作成
4. DELETEは削除

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