E020 デバッグツールの導入

デバッグツールとは、プログラムの開発時に生じたバグ等の不具合を取り除く作業を行うためのソフトウェアの事をいいます。このデバッグツールを導入することで開発時の動作確認をスムーズに行うことができるようになります。今回はこのデバックツールであるTelescope, Telescope Toolbarの導入について紹介します。

Telescopeの導入

Laravel Telescopeを導入すると、リクエストや実行されたSQLの確認が簡単にできるようようになります。下記の手順にて導入することが可能です。

①composerにてtelescopeパッケージを追加する。

$sail composer require laravel/telescope

②telescopeをインストールする。

$sail artisan telescope:install

③マイグレーションを実行する。

$sail artisan migrate

Telescope Toolbarの導入

Telescope Toolbarを導入すると、Telescopeのデータをクイックに確認できるツールバーを使用することができます。

①composerを用いて開発環境にtelescope Toolbarパッケージを追加する。

$sail composer require fruitcake/laravel-telescope-toolbar --dev

※導入したら http://localhost にブラウザからアクセスし、画面下に下記のようなツールバーが表示されているか確認しましょう。

エンジニアからのアドバイス

デバッグツールを導入することでエラーが起きた際の原因を明確にしやすくなります。始めは難しく感じるかと思いますが、エラーが起きた際にエラーメッセージと同様に確認する癖をつけましょう。