今回からは、Laravelで実際に新規プロジェクトを作成する流れを紹介しながら、サンプルアプリケーションの作成を行っていきます。今回は初回導入として、前提条件の確認やプロジェクトの作成、初期設定などの説明をします。
前提条件の確認
本コンテンツはWindowsOS搭載のPC向けとなっておりますが、記事についてはmacOS搭載のMacBook Proを用いて作成を行いました。また、下記3点のインストールが完了している前提でのコマンドや手順となりますので、まだの方はインストールをお願いします。
※本コンテンツでは、Node.js v16.9.1 を用いております。
※Windowsを用いる際は、WSL上での実行してください。
・WSL2
・Docker desktop
・VSCode
プロジェクトの作成
ここからは実際にプロジェクトを作成します。
①WSL上にて下記コマンドを入力
$curl -s https://laravel.build/simple-reservation-app | bash②simple-reservation-appフォルダ内に移動
$cd simple-reservation-app③サーバーを起動し、http://localhost へアクセス
$./vendor/bin/sail up※下記が表示されたら成功です。

④sail stopもしくはCtrl+Cで環境を停止します
$sail stopsail はDockerベースのPHP動作環境です。 sail composer ~ , sail artisan ~ とHost(wsl2上)にてコマンドを実行することで、Dockerコンテナ内でcomposer や artisan コマンドを直接実行することもできます。
config初期設定
①config/app.php を開き、下記のようにタイムゾーンと言語設定を日本に変更します。
- 'timezone' => 'UTC',
+ 'timezone' => 'Asia/Tokyo',
/*
中略
*/
- 'locale' => 'en',
+ 'locale' => 'ja',
/*
中略
*/
- 'fallback_locale' => 'en',
+ 'fallback_locale' => 'ja',
/*
中略
*/
- 'faker_locale' => 'en_US',
+ 'faker_locale' => 'ja_JP',エンジニアからのアドバイス
コマンドプロンプにてエラーが出た際は、慌てずに上からエラーを呼んでいきましょう。「Error」となっている箇所がどこかにある可能性が高いので、その周辺を注意深く読み調べながら何が原因か仮説を立てていきましょう。
