D160 Cookie管理

Cookieとはサーバーから送られたデータをWebブラウザで一時的に保持するための仕組みのことをいいます。今回はこのCookieについて紹介します。

Cookieとは

Cookieとはサーバーから送られたデータをWebブラウザで一時的に保持するための仕組みのことをいいます。Cookieを利用することで、サイトの利便性を向上させることができ、例えばログイン画面に2回目以降にアクセスした場合に、過去に入力したアカウント情報が入力状態にしておくなどのことが可能になります。

LaravelでCookie管理について

LaravelにおいてCookieを取り扱う方法については、主に2つあります。

responseのcookie関数

PHP
response()->cookie(キー名,, 有効期限を分指定);

下記、例になります。”hello”というキー名に”hello world”という値を入れ有効期日として1分を指定しております。

PHP
response()->cookie('hello', 'hello world', 1);

Cookieファサードのqueueメソッド

PHP
Cookie::queue(キー名,, 有効期限 ※分指定);

下記、例になります。”hello”というキー名に”hello world”という値を入れ有効期日として1分を指定しております。

PHP
Cookie::queue('hello', 'hello world', 1);

CookieをViewに表示する方法

BladeでCookieを扱うにはCookieファサードを用います。値を取得するにはgetメソッドにキー名を指定します。

PHP
{{ Cookie::get('hello'); }}

エンジニアからのアドバイス

Cookieは便利な反面、ブラウザ側にデータを保持するため、Webサイトのユースケースによってはセキュリティ的に問題のある場合もあります。どこで管理をすべきかマネージャーに確認をしてから実装を行いましょう。

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