A150 JavaScriptの基本的な記述方法

JavaScriptについて

JavaScriptとは、Webブラウザ上で動作するプログラミング言語の一つです。 Webページは一般的にHTMLを用いてつくられますが、それだけでは文章や画像をそのまま表示するだけで面白みがありません。しかしJavaScriptを用いれば、ブラウザ上で画像を拡大・縮小したり、動画を再生したり、入力フォームからメッセージを送付したりするなど、ユーザーの操作に応じて内容が変わる動的なコンテンツを実装することができます。

JavaScriptの基本的な記述方法について

出力方法

console.logは、プログラム中の変数などの中身を確認することで開発をしやすくしたり、不具合の原因を突き止めるために使うJavaScriptの組み込み関数です。

JavaScript
console.log("Hello!");

コンソールでの表示

Hello!

定数

定数はconst 定数 = 値と書くことで定義できます。「const」は変数を定義するという宣言で、「=」は左辺を右辺に代入するという意味です。

JavaScript
const number = 1;

変数

変数はlet 変数 = 値と書くことで定義できます。定数と違い、letで宣言した変数は後から値が変更できます。

JavaScript
let number = 1;

コメントの書き方について

“//” もしくは “/*” を用いることによってコードをコメントアウトすることができます。

JavaScript
// let number = 1;
//一行をコメントアウトする際は//を用いる

/*
let number = 1;
console.log(number);
複数行をコメントアウトする際は/*を用いる
/*

例題

以下の中で定数を定義する際に用いるものとして正しいのはどれか

  1. let
  2. number
  3. console.log
  4. const
回答

4. const

1. letは変数を定義する際に用いる
2. numberは構文として存在しない
3. console.logは出力の際に用いる

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