A420 オブジェクト

オブジェクトは、関連するデータや機能の集合体であり、いくつかの変数やメソッドで構成されることもあります。配列と違い、ペアでデータを格納できるという点もオブジェクトの特徴の一つになります。今回はオブジェクトについて紹介します。

オブジェクトとは

オブジェクトを下記の様なデータ形式で作成することもできます。連想配列またはハッシュと呼ばれることもあります。

JavaScript
{ 
  キー1:値1, 
  キー2:値2
}

JavaScript
let person = {
   name:'田中',
   age:25,
   mail:example@example.com;
};

プロパティとは

オブジェクトにおけるキーと値のセットのことをプロパティと呼びます。また、キー自体のことをプロパティと呼ぶ場合もあります。上記を例とすると、下記の部分となります。

JavaScript
name:'田中'

値の取り出し方

オブジェクト名.キーもしくは、オブジェクト名[‘キー’]にて値を取り出すことができます。

JavaScript
let person = {
   name:'田中',
   age:25,
   mail:'example@example.com'
};

console.log(person.mail);
console.log(person['mail']);

出力結果

JavaScript
example@example.com
example@example.com

エンジニアからのアドバイス

オブジェクトの値には配列や関数などを格納することもできます。必要に応じて様々な形式での値を格納してリーダブルなデータとしての集合体を作ることを意識しましょう。

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