Console オブジェクトではコンソールに対して変数に格納されている値や任意の文字列を出力するためのメソッドがいくつか用意されています。それぞれのメソッドの基本的な機能は同じですがコンソールに表示される見た目が異なります。今回は主な4つのメソッドについて紹介します。
4つのログ出力メソッド
以下、4つのログ出力メソッドを適切に指定することを意識してください。ブラウザツールでコンソールに出力するログレベルをフィルタリングすることもできます。
console.log
console.logメソッドは主に、渡された値をコンソールに表示するために使用します。log()の引数は、String(文字列)、Array(配列)、Object(オブジェクト)、Boolean(真偽値)など、どのような型でも使用できます。
JavaScript
console.log('JavaScript');出力結果
JavaScript
JavaScriptconsole.info
console.infoは、コンソールに情報ログを出力するために使用します。
JavaScript
console.info('Information');出力結果
JavaScript
Informationconsole.warn
console.warnは、コンソールに警告ログを出力するために使用します。デフォルトでは、警告メッセージは黄色で強調表示されます。
JavaScript
console.warn('Warning!');出力結果
console.error
console.errorは、コンソールにエラーログを出力するために使用します。デフォルトでは、エラーメッセージは赤色で強調表示されます。
JavaScript
console.error('Error');出力結果

エンジニアからのアドバイス
consoleオブジェクトはコードのデバッグにとても役立ちます。ブラウザログが分かりやすく表示されるようにconsoleオブジェクトを活用していきましょう。
