B090 文字列の基本構文

プログラミングでは文字の羅列を文字列と呼びます。今回は、この文字列についての詳細を紹介します。

文字列の基本

下記に様にクォーテーションで囲うことで文字列を定義することができます。

PHP
$name = 'なまえ';

頻出メソッド・プロパティ

mb_strlen()

mb_strlen()は文字列の長さを調べ、文字列の長さを数値が返します。

PHP
<?php
    echo mb_strlen('こんにちは');
?>
//'こんにちは'は5文字なため、5という数値が返ります。

mb_strpos()

mb_strpos()はある文字列から検索対象とする文字(列)の位置を検索し、その位置をインデックスで返します。

PHP
<?php
    $str='こんにちは';
    echo mb_strpos($str,'');
?>
//"に"は3番目でインデックス番号は2となるため2を返します。

mb_substr()

mb_substr()は文字列から開始位置と取り出す文字数を指定し、その部分文字列を取り出します。

PHP
<?php
    $str='こんにちは';
    echo mb_substr($str,3,2); //文字列の4文字目から2文字取り出す
?>
//文字列の4文字目から2文字取り出すので"ちは"を返します。

シングルクォーテーションとダブルクォーテーションの違い

下記のように変数展開をしたい場合はダブルクォーテーションを用います。

PHP
<?php
    $number = 12345;
    echo "$number";
?>

出力結果

PHP
12345

また、ダブルクォーテーションを表示させたい際はシングルクォーテーション、シングルクォーテーションを表示させたい際はダブルクォーテーションを用います。

PHP
<?php
    $number = '"12345"';
    echo "$number";
    
    $greeting = "'こんにちは'";
    echo "$greeting";
?>

出力結果

PHP
"12345"
'こんにちは'

例題

以下の中で下記コードの返り値はどれか

PHP
<?php
    $str='こんばんは';
    echo mb_strpos($str,'');
?>
  1. 0
  2. 1
  3. true
  4. こんばんは
回答

1. 0

mb_strpos()はある文字列から検索対象とする文字(列)の位置を検索し、その位置をインデックスで返すため

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