B220 for文

for文は繰り返し処理を行う方法のひとつです。for 文では指定した回数だけ繰り返し処理を行います。今回はそのfor文について紹介します。

for文の基本

for文の基本構文

PHP
for (初期化式; 条件式; 変化式){
  実行する処理1;
  実行する処理2;
  ...
};

イメージが湧きにいくかと思いますので具体的なサンプルコードを下記に記載します。

PHP
for ($i = 1; $i < 5; $i++){
  echo $i;
};

初期化式は ‘$i = 1’ となっており、 $i には最初 1 が代入されています。条件式は ‘$i < 5’ となっており、この条件がtrueである限り(今回の場合は$iが5より小さい場合)繰り返し処理が行われます。変化式は ‘$i++’ となっており、処理が終わった後に$iに1が加算されていきます。出力結果としては下記の様になります。

出力結果

PHP
1234

つまり出力される毎に変数iに1が加算され、変数iが5以上となった際は、条件式がfalseになるため処理が終わるという仕組みです。

例題

以下コードの出力値はどれか

PHP
for ($i = 3; $i < 8; $i++){
  echo $i;
};
  1. 1 2 3
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8
  3. 3 4 5 6 7 8
  4. 3 4 5 6 7
回答

4. 3 4 5 6 7
初期値のiは3であり、処理が1周終わる度に1に1が加算され、iが8未満まで繰り返されるため。

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