名前付き引数は、位置ではなく、名前ベースで引数を渡すことができる引数のことをいいます。PHP 8.0.0 より導入され、引数を任意の順番で渡せるようになりました。今回はこの名前付き引数について紹介します。
名前付き引数について
名前付き引数の基本構文
引数名:値 という記載方法で引数を用いることによって名前付き引数を用いることができます。
PHP
function hello($name, $message){
echo $name;
echo $message;
}
hello(message: 'こんにちは', name: '山田さん');出力結果
PHP
山田さんこんにちは上記のように name: “山田さん”, という形を用いて引数を指定することで、どの引数に対して何の値を入力するのかを明示的にすることができます。
エンジニアからのアドバイス
名前付き引数を用いることで任意のデフォルト値を持つ引数をスキップすることができます。また、引数は順番に左右されないため、引数の追加や関数の確認が容易になるというメリットがありますので必要に応じて活用していきましょう。
