SQLの基本構文、データのグループ化・取得行数の指定方法について紹介します。
SQLの基本
userテーブル
| ID | name | class | |
| 1 | 山田 | A | yamada@example.com |
| 2 | 田中 | A | tanaka@example.com |
| 3 | 佐藤 | C | sato@example.com |
グループ化
データをグループ化する際にはGROUP BY構文を用います。下記の様に、グループ化したいカラムを指定します。
SQL
SELECT (カラム名),(カラム名), ……
FROM (テーブル名)
GROUP BY (カラム名),(カラム名), ……;下記の様に記載することでuserテーブルからデータを取得することができます。
SQL
SELECT class, COUNT(ID) FROM user GROUP BY class出力結果
SQL
class COUNT(ID)
A 2
C 1取得行数の指定
データの取得行数を指定する際にはLIMITを用います。下記の様に、行数を指定します。
SQL
SELECT カラム名 FROM テーブル名 LIMIT 取得行数;下記の様に記載することでuserテーブルから2行のみを取得できます。
SQL
SELECT * FROM user LIMIT 2;出力結果
SQL
ID name class mail
1 山田 A yamada@example.com
2 田中 A tanaka@example.comエンジニアからのアドバイス
テーブルの中身を確認するために、SELECT * FROM テーブル名 のようなすべてのデータを取得する際には、Limit やTOPなど、それぞれのDBに合わせた行数指定を行うようにしましょう。
業務ではデータが何千行、何万行とある場合には、抽出に時間がかかりますし、サーバーへ負荷がかかり、他の開発技術者やお客様への影響がでることもあります。
