C100 SQLの基本(グループ化・取得行数の指定)

SQLの基本構文、データのグループ化・取得行数の指定方法について紹介します。

SQLの基本

userテーブル

IDnameclassmail
1山田Ayamada@example.com
2田中Atanaka@example.com
3佐藤Csato@example.com

グループ化

データをグループ化する際にはGROUP BY構文を用います。下記の様に、グループ化したいカラムを指定します。

SQL
SELECT    (カラム名),(カラム名), ……
  FROM    (テーブル名)
 GROUP BY (カラム名),(カラム名), ……;

下記の様に記載することでuserテーブルからデータを取得することができます。

SQL
SELECT class, COUNT(ID) FROM user GROUP BY class

出力結果

SQL
class   COUNT(ID)
A         2
C         1

取得行数の指定

データの取得行数を指定する際にはLIMITを用います。下記の様に、行数を指定します。

SQL
SELECT カラム名 FROM テーブル名 LIMIT 取得行数;

下記の様に記載することでuserテーブルから2行のみを取得できます。

SQL
SELECT * FROM user LIMIT 2;

出力結果

SQL
ID	name	class	mail
1	山田	A	yamada@example.com
2	田中	A	tanaka@example.com

エンジニアからのアドバイス

テーブルの中身を確認するために、SELECT * FROM テーブル名 のようなすべてのデータを取得する際には、Limit やTOPなど、それぞれのDBに合わせた行数指定を行うようにしましょう。
業務ではデータが何千行、何万行とある場合には、抽出に時間がかかりますし、サーバーへ負荷がかかり、他の開発技術者やお客様への影響がでることもあります。

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