論理演算子とは、「集合」や「命題」などの論理演算を行うためのものです。if文の条件判定などに用いることが多く、真(true)または偽(false)を判定することができます。
このページでは、MySQLの演算子を参考として説明していきます。
論理演算子の種類
|| (OR:論理和)
“OR” 演算子は2つの縦の記号で表現されます。 A もしくはBどちらかがtrueとなった際にtrueを返します。
SQL
A || B上記の際、AとBどちらかがtureであればresultはtrueとなります。
&& (AND:論理積)
“AND” 演算子は2つの&の記号で表現されます。 AとBがどちらもtrueとなった際にtrueを返します。
SQL
A && B上記の際、AとBがどちらもtrueであればresultはtrueとなります。
! (NOT:否定)
“NOT” 演算子は1つの!の記号で表現されます。 true、falseの逆の値を返します。
SQL
!A上記の際、Aがtrueであればfalseを返し、Aがfalseであればtrueを返します。
XOR(排他的論理和)
“XOR”演算子「xor」の左辺及び右辺のどちらか一つの条件式が真の場合に全体の式の評価が真となります。
SQL
A xor B上記の際、AもしくはBがtrueであればtrueを返し、どちらもtrueもしくはどちらもfalseであればfalseを返します。
エンジニアからのアドバイス
プログラミングにおいて論理演算子はロジックを組み立てる上でとても重要な演算子です。どのプログラミング言語においても、表記の違いはありますが、論理演算子はほとんど同じですのでしっかりと覚えておきましょう。
